今回の広報誌では、『コロナ禍でも 、進化し続ける九大生』と『基幹教育で出会う新しい学び。』を担当しました。
『コロナ禍でも 、進化し続ける九大生』は、学内外で活躍する九大生を紹介し、新入生のみんなに『こんな先輩になりたい!』と思ってもらうことを目標に作成したものです。
今回取材した先輩は、
元岡OPEN SALONスタッフ 柴田 紀裕さん
国際ロボットバトルで活躍する 古澤 美典さん
iGEM Qdaiチーム代表 須田 紫野さん
( iGEM:合成生物学分野の国際大会)
映像制作の仕事をしている 渡邊 慧大さん
です。
それぞれ取材した感想を書きたい所ですが、長くなるので簡単に紹介します。
今回様々な学生さんにインタビューしましたが、みなさんの行動力や、深い専門性を持っている点に驚かされました。
須田さんや古澤さんは、iGEMやロボットバトル大会に向けて知識や技術を身につけるだけでなく、自分にない知識を埋めるために仲間を探したり、リーダーとしてチームを引っ張ったり、活動資金を調達したり、自分だけでは解決できない少し面倒なこともチームのために率先して取り組む行動力を尊敬します。
渡辺さんは、学部2年生にして、すでにライブ背景やVTuberの映像制作のを任される程の実力を持っています。好きこそものの上手なれと言いますが、ここまで極められることがあるのは素晴らしいですね。
柴田さんは、九大の学生や地域の方々に対して、『関心・興味が似通った人同士を繋げ、悩みを持つ人とそれを解決できる人を繋げる活動』を行なっています。九大の周りには九大はその立地の悪さから、何かしたいと思っても仲間を集めづらい、そもそも都会ほど出会いがない、という問題点を抱えていました。そこに目を向け、様々な人の出会いの場を作り、さらに九大周辺の地域を盛り上げようという点が面白いと思いました。
『基幹教育で出会う新しい学び。』は、様々な分野の基幹教育の先生を紹介し、新入生に学部の幅を超えて、面白い授業に触れて欲しいという思いで作りました。
今回は先生方の中で、私が取材した長津結一郎先生と生田博子先生のお話を紹介します。
長津先生はアートマネジメントが専攻で、障害のある人に関わる表現活動を研究しています。私はこれまで、障害と聞くと『身体的な障害を持つ方』のイメージがありました。しかし、先生のお話を通して、障害とは、誰もが感じている『生きづらさ』みたいなもので、コロナ禍での不自由さなども含まれること、だから障害者と私たちに明確な線引きはないことを学びました。
生田先生は、留学生センターで学生の海外留学をサポートしており、『世界が仕事場』という授業を担当されています。先生のお話で一番印象的だったのは、先生の経歴です。日本で短期大学を卒業後、旅行で訪れたアラスカで見たイヌイットの踊りに心を打たれ、そのままアラスカ大学の人類学に入学しました。その後18年間場所を変えながら海外で勉強し、現在に至ります。私もそのような人生を変えるような出会いに巡り会いたいと思いました。
広報の学生スタッフになってから、今まで出会ったことがない方々のお話を聞く機会が増え、視野が広がりました。
今後も取材で気づいたこと、学んだことを発信していきます。
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